プロジェクトについて
うきは『小麦』活性化プロジェクトとは
「うきは」の地に伝わる江戸初頭の英雄「五庄屋」。
藩に迷惑をかけないという約束から、失敗すれば「はりつけ」の刑へ。
「五人の庄屋を死なせちゃなんねえ」と、老人・女性・子供まで総出で取り掛かった
「大石堰・長野水道」の大事業の偉業があったからこそ、
この地に豊かな「水」と「大地」と「心」があることを、次の世代に伝えていきたいと考えています。
(アフガニスタンの不毛の砂漠に水を引かれた中村医師も参考にされた堰です)
麦の成長の過程に「麦踏み」があります。「本当に踏んでも大丈夫?」って思うくらいまだまだ小さいけど、
踏んでも力強く立ち上がります。この工程を3〜4重ねることで、更に強い麦に成長していきます。
人もそう!踏まれたら、その分強くなれる、そう伝えていきたいと思います。
私たちの想い
うきはの「小麦」を若い世代に知ってもらうこと
作物を自分の手で育てることの楽しさを知ってもらうために、「播種(種まき)」「麦踏み」「収穫」体験等を行なっています。
【農業体験の時期】 |
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🌾 播種(種まき) |
11月〜12月初旬 |
🌾 麦踏み |
12月中旬〜2月(期間中複数回可能) |
🌾 収穫 |
5月下旬〜6月上旬 |
うきはの小麦を「商品化」し、知っていただくこと
「うきは産100%純国内産小麦」を令和4年度の新麦から販売開始いたしました。プロジェクトメンバーによる商品開発だけでなく、地元高校生との共同商品企画のチャレンジを開始いたしました。
アンテナショップの開設を予定しております。
合わせて「うきは小麦」の良さを肌で感じて頂けるよう、自分自身のオリジナル商品に挑戦できる「体験コーナー」も施設内に設置予定です。
🌾 うきはの小麦を使った麺打ち
🌾 うきはの小麦やフルーツを使ったパン・スイーツ作り
ご期待ください。
活動内容
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麦生産体験、授業の提供
小麦を知ること、育てるからから始めます。子供たちとの播種(種まき)、麦踏み、収穫の体験を行い、また収穫した小麦を使った「共同商品開発」に向け、授業等も行なっています。
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オリジナル商品の開発
「うきは産小麦」で作った「麺」「パン」「スイーツ」のオリジナル商品を協力企業様と開発しています。また地元高校生の考えた夢のあるアイデアを一緒に商品化を企画し、今後展開してまいります。
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アンテナショップの新設
私たちのオリジナル商品発信の拠点として、アンテナショップの準備を進めています。うきはの素晴らしさを発信していただける店舗を少しずつ増やしていきたいと考えています。(出店については、公募を予定しています)
プロジェクト概要
プロジェクトメンバー
左から、佐藤さん、副島さん、栗木さん、松尾代表、稲富会長、原さん、小西シェフ、石井さん
代表挨拶
季語で「麦秋」を使う時期があります。
5月の青々とした新緑の美しい初夏に、小麦色の垂れた麦穂が秋を思わせる、麦の産地特有の光景がこの地では見られます。
そして麦の収穫後は休む間もなく「稲作」へと、小学生の時に学んだ、いわゆる「二毛作」です。「米」も「麦」も、と欲張りな収穫ですが、これも筑紫平野一帯の肥沃な大地、そして豊かな水、そして恵まれた気候がうまく調和し実現できています。しかしこの豊かな「水」の恵みは当たり前ではなく、江戸中期の「五庄屋」の時代に、先人達の命をかけた筑後川からの引水の大事業の賜物であることを忘れてはなりません。先人達の偉業や、この地で地元の方が大切に育てた穀物、野菜、フルーツの自信作を、次世代の若者に伝えると共に、一人でも多くの方に知っていただくために、地元の方々の協力のもと、有志で2021年9月に立ち上げたばかりのプロジェクトです。
駆け出しではありますが、メンバー一同「麦の産地の誇り」を胸に頑張っていく覚悟です。本プロジェクトを支えていただける全ての方のお力を是非お貸しいただきますよう、よろしくお願い申し上げます。
うきは『小麦』活性化プロジェクト
代表 松尾 潤一
名称 |
うきは『小麦』活性化プロジェクト |
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代表者 |
松尾潤一 |
事務局 |
〒819-3333 |
連絡先 |
ukihakomugipt@gmail.com |
略歴 |
大手地方銀行
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協力メンバーのみなさま |
【プロジェクト全般】
【育てる…生産・農業協力全般】
【創る…商品企画・開発】
【活動協力】
【その他ご協力企業】 【その他ご協力いただいているみなさま】 詳しくはこちら 【協議会名】
【会長】
【副会長】
【幹事】
【経理】
【構成委員】
【アドバイザー】
【新商品開発業者および新商品開発紹介(10社)】
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プロジェクト活動略歴
2021年 9月
🌾 「うきは『小麦』活性化プロジェクト」キックオフ
🌾 「小麦の有数の産地、うきは🌾」伝統や質、味等々その良さを知ってもらうためにはどうすれば…?期待と不安の中、スタートしました。
2021年 12月
🌾 「まずは作ってみよう!」と、みずほファーム様にご協力いただき、令和4年収穫分より、純国産うきは産100%の小麦を確保できる見込みとなりました。
2021年 12月
🌾 うきはの小麦「ミナミノカオリ」を使った第1号商品「うきは小麦のかれいぱん」をうきは老舗のカフェレストラン「ラ・セーヌ」様より先行販売しました。
2022年 2月
🌾 「麦踏み」体験を実施いたしました
🌾 「鳥越製粉様」「栗木商店様」のご協力により、うきはの小麦100%
の小麦を使った麺の試食会を実施し、オリジナル商品開発に向けスタートいたしました。
2022年 3月
🌾 アンテナショップ候補地に「芝桜」を植樹いたしました。
2022年 6月4日
🌾 麦の収穫イベントを地元浮羽究真館高校の生徒さんと実施いたしました。
みなさん初の収穫体験、うきは産100%の食材での軽食会。イベントの模様は活動報告でご覧ください。
2022年 10月22日
🌾 うきは産100%の小麦粉を発売開始いたしました。
「JAにじ 耳納の里」でのお披露目会、たくさんの方にご来場、ご購入いただきました。
2022年 12月3日
🌾 2022年度播種(種まき)は「スマート農業」で実施しました。
GPSを使った自動操舵で実施、農業も自動運転の時代!実感しました。
2023年 2月18日
🌾 R5年度「麦踏み」を農業体験として地元高校生と実施いたしました
2023年 5月9日
🌾 仮)うきは小麦新商品開発協議会の開設に関する説明会を実施しました
2023年 6月3日
🌾 浮羽究真館高校のみなさまと2023年度の収穫体験(麦刈り)を実施いたしました
SDGSへの取り組み
うきは『小麦』活性化プロジェクトでは
SDGs(世界中にある環境問題、差別、貧困、人権問題といった課題を世界のみんなで解決していこうという取り組み)
にも積極的に取り組んでいます。
目標 |
具体的な取り組み項目 |
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質の高い教育をみんなに |
子供達・若い世代に地域の文化・伝統を伝承 |
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働きがいも経済成長も |
・地域活性化 ・雇用促進 |
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つくる責任、つかう責任 |
食料も廃棄を削減「フードロス事業」 |
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気候変動に具体的な対策を |
小麦作付面積増加によるCO2削減 |
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陸の豊かさを守ろう |
「うきはの生態系・森林」等の保全活動 |